■受け皿としての役割り

　就労意欲があるにもかかわらず住まいがない為に就職先が確保できず遂には路上に陥ってしまうというケースは少なくありません。福祉に頼らざるを得ないというのも現状です。
　そこで私たちは、まずは路上に陥る手前で救済し福祉に頼らなくても支援できる方法はないかと考え民間企業と共に効果的な就労支援活動を行っております。

■就労支援

　株式会社たつみが運営するサポートハウスにはほとんどの方が着の身着のままの状態で訪れてきます。
　サポートハウスでは体一つでも最低限暮らしていけるように衣類などは市民の方のご寄付により支えられ、就労の為の作業服や道具類なども事前に会社で用意をして就労の際に働ける体制を整えています。
　そこで大事なのは、利用者の方が生活基盤をつくり安定した就労に就けるようにコーディネートしてあげることです。たとえ未経験であっても生活に支障をきたすことなく、次のステップへつなげられるよう一人ひとりと面談をしながらお仕事の面だけでなく生活していくうえでの精神的なサポートも重要になってきます。ただ、お仕事をこなすだけで日々食いつなぐだけの生活では効果的な支援ではありません。
　しっかりと社会の中に一人ひとりが役割をもって暮らしていけるような居場所として価値のあるサービスを提供できるよう民間企業と協力して作り上げていきたいと考えております。